一般的に歯科医師といえば、虫歯を治療したり、入れ歯を作るというイメージがあるかもしれませんが、抜歯や口腔癌、顎の疾患など口腔外科を専門に治療する歯科医師もいます。口腔外科の治療は一般的に馴染みはないかもしれませんが、わかりやすい例でいうと親知らずの抜歯などがあります。ここでは、基本的な口腔外科の治療法について解説しますので、参考にしてみてください。
口腔外科の治療を行った当日は、以下のようなことに注意する必要があります。
傷口には触らないようにして、安静を保ちます。指や舌で傷口に触ったり、刺激を与えないようにします。
お酒を飲むことや運動すること、お風呂に入ることは避けないと、傷口から出血することがあります。
血の塊ができて治っていくので、うがいをして洗い流さないようにします。
麻酔は1~3時間効いているので、麻酔がさめてから食事をします。麻酔がさめるまで唇の感覚がないので、噛まないように注意しましょう。
歯磨きは傷口に触れないようにして、普通にしてください。
いかがでしょうか。口腔外科治療がどういうものかについて簡単にご説明させていただきました。口腔外科の歯科医師はあまり馴染みはないかもしれませんが、抜歯や顎の疾患のプロであり、口腔内の癌を早期発見できるトレーニングを受けています。口腔外科の治療をお考えの方は、早期にご相談にお越しいただくことをおすすめします。