歯のつめもの(インレー)
歯の詰め物(インレー)の治療は歯の神経を残すほどの虫歯の治療で、虫歯を削ったところへ詰め物を詰めます。
奥歯に入れる部分的な歯のことであり、型をとってからできあがるまでに1週間ほどかかります。
素材としては金属やプラスチック、セラミックなどが使用されていて、保険適用される場合とそうでない場合があります。
ここでは、歯の詰め物の治療法について解説しますので、参考にしてみてください。
歯の詰め物治療の流れ
(1)1回目
- 麻酔をする
- 虫歯を削って、きれいに歯を形成します
- 詰め物を詰める部分の歯型を取ってから、石膏模型を作ります
- 上下の歯の噛み合わせをチェックします
- 詰め物ができるまでのために、仮り詰めをします
- 上と下の噛み合う歯の型を取って、1回目の治療は完了です
(2)2回目
- 仮り詰めしたものを取り除き、その部分をきれいにします
- 作成した詰め物を試しに付けてみて、削りながら噛み合せを微調整します
- 詰め物を歯科用接着剤でセットして完了です
歯のつめもの治療のメリット
歯の詰め物にはいろいろな種類があり、それぞれのメリットがあります。
- 銀歯
- ゴールドインレー
- オールセラミックインレー
- ハイブリッド・セラミックインレー
金属なので強度があり、耐久性に優れています。また、保険が適用される治療なので、費用が安く抑えられます。
金属イオンが溶け出しにくいので、アレルギーの心配がありません。銀歯より柔らかい素材なので、噛み合せを傷つけるリスクがありません。奥歯などの噛み合せで力のかかる部分にも使用できます。
元の歯とほぼ同じ色の自然な仕上がりにでき、汚れや傷が付きにくく審美性に優れています。金属のようなアレルギーの心配はありません。セラミックは歯に強く接着できるため、隙間ができず虫歯になりにくいというメリットもあります。
色を選べるので自然な仕上がりにすることができ、見た目が美しくなります。割れにくく費用も安くすみます。
歯の詰め物治療の注意点
歯の詰め物がとれた場合には、すぐに歯科医院で応急処置をしてもらいましょう。
放置していると、虫歯がひどくなったり、痛みが出るリスクがあります。
さらに放置していると、重度の虫歯になり神経が死滅して取り除かなくてはならなくなります。
最悪の場合は抜歯するリスクがあります。
その他にも、歯並びが悪くなるリスクもあるので、早めに歯科医院で処置してもらうことが大切です。
川口駅前マツモト歯科の歯のつめもの治療のまとめ
いかがでしょうか。歯の詰め物の治療について簡単にご説明させていただきました。歯のつめものの治療をお考えの方は、一度当院でのご相談をおすすめします。