歯の詰め物(インレー)の治療は歯の神経を残すほどの虫歯の治療で、虫歯を削ったところへ詰め物を詰めます。奥歯に入れる部分的な歯のことであり、型をとってからできあがるまでに1週間ほどかかります。素材としては金属やプラスチック、セラミックなどが使用されていて、保険適用される場合とそうでない場合があります。ここでは、歯の詰め物の治療法について解説しますので、参考にしてみてください。
歯の詰め物にはいろいろな種類があり、それぞれのメリットがあります。
金属なので強度があり、耐久性に優れています。また、保険が適用される治療なので、費用が安く抑えられます。
金属色がむき出し金属アレルギーのリスクがある
金属イオンが溶け出しにくいので、アレルギーの心配がありません。銀歯より柔らかい素材なので、噛み合せを傷つけるリスクがありません。奥歯などの噛み合せで力のかかる部分にも使用できます。
強度がある酸化しない
保険適応外なので、料金が高額になってしまう自然歯と異なる色のため審美性が低い
元の歯とほぼ同じ色の自然な仕上がりにでき、汚れや傷が付きにくく審美性に優れています。金属のようなアレルギーの心配はありません。セラミックは歯に強く接着できるため、隙間ができず虫歯になりにくいというメリットもあります。
明度、透明度を付与できる表面に傷がつきにくく、汚れがつきにくい
保険診療に比べて高額衝撃に弱い
色を選べるので自然な仕上がりにすることができ、見た目が美しくなります。割れにくく費用も安くすみます。
見た目が良い金属アレルギーが起こる心配がない
すり減りやすい長期間の使用で変色したりする
※虫歯が1本のみで軽度な場合は、1回の治療で終了しますが、症状によって通院回数2~3回、期間2週間前後かかります。お口の中や虫歯の状況により治療方法、治療期間、通院回数は変わります。
歯の詰め物がとれた場合には、すぐに歯科医院で応急処置をしてもらいましょう。放置していると、虫歯がひどくなったり、痛みが出るリスクがあります。さらに放置していると、重度の虫歯になり神経が死滅して取り除かなくてはならなくなります。最悪の場合は抜歯するリスクがあります。その他にも、歯並びが悪くなるリスクもあるので、早めに歯科医院で処置してもらうことが大切です。
いかがでしょうか。歯の詰め物の治療について簡単にご説明させていただきました。歯の詰め物の治療をお考えの方は、一度当院でのご相談をおすすめします。