虫歯の治療

虫歯治療は痛いし、長期間にわたって通院しなくてはならないと思われている方が多いのではないでしょうか。
たしかに虫歯治療には痛みが伴いますし、時間がかかることもあります。
ただし、以前に比べると痛みが少なく、精度の高い治療ができるようになりました。

ここでは、基本的な虫歯の治療法について解説しますので、参考にしてみてください。

 

初期の虫歯治療の流れ

初期の虫歯は歯の表面のエナメル質が溶け始めて穴が開くので、その部分を取り除き詰め物を詰めるという簡単な治療です。
まず、患部に麻酔をして虫歯になっている部分をきれいに取り除きます。
虫歯になっている部分をきれいに取り除いた後で、削った場所に適合する詰め物を入れます。
通常ならこれで治療は終わりですが、噛み合せる面が虫歯になっている場合は型をとって金属の詰め物を作ります。
次の週に完成した詰め物を取り付けて治療は終わります。
合計で2回の治療となります。
虫歯が象牙質まで進行してしまった場合には被せものをしますが、基本的な治療の流は同じです。

 

進行した虫歯治療の流れ

虫歯がかなり進行して、象牙質の奥にある歯髄にまで達した状態では、何もしなくてもかなりの痛みがあります。
まずは、麻酔をしてから虫歯になっている部分と歯髄をすべて取り除きます。
その後、歯髄のあった部分へ薬の詰め物をしてゆっくりと時間をかけて消毒をします。
無菌状態になった部分へ防腐剤を詰めてから、被せものを作ります。
各段階で1週間ほど必要となるので、完治するまでに5週間ほどかかります。
 

虫歯治療のメリット

虫歯を治療することには、さまざまなメリットがあります。
まず、虫歯の痛みから解放されます。
虫歯が痛いと気になって何をするにも集中できません。
痛みがひどくなると、何もできない状態になることもあります。

また、虫歯を放置してひどくなると、神経を抜くことがあります。
神経を抜いてしまうと、歯がもろくなったり変色して見た目が美しくなくなくなります。
さらに虫歯がひどくなると歯槽膿漏になり、歯だけでなく歯肉にまで悪影響が出て他の病気にかかることもあるのです。
早期に虫歯を治療することで、これらのリスクを取り除くことができます。
 

虫歯治療の注意点

虫歯治療の後の注意点がいくつかあります。
虫歯治療で麻酔を使用することがありますが、麻酔が切れるまでは食事をしないようにする必要があります。
治療から2~3時間経過してから食事をするといいでしょう。

また、詰め物をした場合には神経が過敏になるので、冷たいものを食べると痛みを感じることがあります。
2~3週間経っても痛みが解消されない場合は、歯科医へ相談しましょう。

 

川口駅前マツモト歯科の虫歯治療のまとめ

いかがでしょうか。虫歯治療がどういうものかについて簡単にご説明させていただきました。
虫歯の治療をお考えの方は、早い段階で治療されることをおすすめします。