矯正歯科
矯正歯科は歯を移動させて歯並びや噛み合せがよくなるようにする治療のことです。
子供のうちに矯正歯科の治療を行う人が多いようですが、大人になってからでも歯並びを矯正することはできます。
また、セラミック素材のものを使用して、前歯を美しくすることも可能です。
ここでは、基本的な矯正歯科の治療法について解説しますので、参考にしてみてください。
矯正歯科治療の流れ
- 初診
- 精密検査
- 治療計画の説明
- 治療開始
- 保定
- 経過観察
患者さんの歯並びや噛み合せの状態を診察して、希望を伺った上で、治療の必要性や適切な治療の開始時期、必要とされる装置、治療期間や費用について概略をご説明します。
診断の際に必要となるため、歯型を採取したり、お口やお顔の写真・レントゲン写真を撮ります。
精密検査の結果が出たら、歯科医が診断した後で、治療計画の説明や治療費について詳しく説明します。
歯をきれいにクリーニングしてから、矯正装置の装着を行います。定期的に装置を調整したり、経過の観察を行います。通常は3~6週間に1回のペースで通院します。
歯並びや噛み合わせが正常になっても、装置を外すと動かした歯を支える骨や歯周組織は少しずつ動いてしまいます。これを防止するため装着するのが、保定装置(リテーナー)です。2~6ヶ月に1回のペースで通院する必要があります。
保定装置を外してから経過を観察して、問題なければ治療完了です。
矯正歯科治療のメリット
- 見た目が良くなる
- 劣等感がなくなる
- 顎の動きが正常化する
見た目が良くなることは大きなメリットですが、それ以外にも歯ブラシが届きやすくなり虫歯や歯周病など歯のトラブルが減少します。
歯並びが良くなると劣等感が解消され、心理的なプラス効果が期待できます。
歯並びがよくなることで、正常な顎の動きをするようになります。噛み合せや発音も正常化します。
矯正歯科治療の注意点
矯正歯科の治療中は、以下のことに注意する必要があります。
- ブラッシングについて
- 食べ物について
- 癖について
食事の後は必ず歯磨きをするようにしましょう。外出した時でも、食後には磨くようにすることで虫歯や歯周病を予防できます。矯正装置を取り付けていても磨きやすいブラシを使うようにしましょう。汚れがしっかりと取れているかを手鏡で確認しながらブラッシングすることが大切です。
矯正装置に付着しやすいおもちやガムなどの食べ物は控えるようにしましょう。また、固い食べ物は矯正装置を壊すことがあるので、細かく砕いてから食べるようにしましょう。
頬杖をついたり、舌を口の中で動かす癖があると、矯正装置でケガをする可能性があるので注意しましょう。
川口駅前マツモト歯科の矯正歯科治療のまとめ
いかがでしょうか。
矯正歯科治療がどういうものかについて簡単にご説明させていただきました。
矯正歯科の治療をお考えの方は、当院でご相談されることをおすすめします。